OAEスクリーナー(聴力検査)を新たに導入しました。
片耳10秒程度で簡便に聴力検査を行える検査機器です。
今は出生後に産院で新生児聴覚スクリーニングを受けている赤ちゃんが多いと思いますが、まれに出生直後には異常が出ない遅発性難聴や、おたふくかぜや中耳炎による難聴など、先天的に異常が無くても、後になってから難聴が生じる場合があります。
当院では7月より5歳児健診を受けに来られたお子様にこの聴力検査を行っていますが、難聴は弱視と同様に早期発見・早期治療介入が大切です。乳児期に大きな音に反応しない、言葉がおくれている、テレビの音量が大きい、などお子様の聴力に不安がある方は、1歳半健診時をはじめいつでも検査できますので、診察や健診時にお伝えてください。
〇片耳あたり10秒ほど小さな音を聞かせて反応をみる検査です。
〇泣いてしまうとできません。
〇耳垢が多いと正確に検査が出来ない可能性があります。
検査の結果次第で、耳鼻科専門医療機関で精密検査を受けて頂きます。